鬼の子と男子生徒

「!?・・・・な・・・・」

「辛かっただろ?」

撫で続ける。

「!俺から離れろ!」

ドンッと押される。

俺は転がった。

「イッテ~・・・・なにすん・・・・」

闇鬼を見ると陰に飲み込まれているところだ。

「闇鬼!」

闇鬼はにっこり笑っていた。

「闇鬼!自我を忘れるな!ぜってー、助けてやる!」 

闇鬼は陰に完全に飲み込まれてしまった。

「ッ!・・・・夕・・・・輝?」

闇鬼に・・・・よくも・・・・!

「朱鬼・・・・闇鬼を助けるぞ」

「あ、あぁ・・・・」

ぜってー許さねぇ・・・・。

陰、覚悟しろよ。








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