鬼の子と男子生徒

「夕輝!起きてー!朝だよー!」

ズシンッ

「オイ夕輝。早く朝飯用意しろ!」

ズシンッ

俺の上にナニカ乗っかった。

しかも、二・・・・つ?

「く・・・・るし・・・・ど・・・・い・・・・て・・・・」

息絶え絶え、意識朦朧、圧死、呼吸困難、etc.

そんな文字が、頭をぐるぐる回る。

「わ!ごめん!」

一・・・・つ?分軽くなるが、

「・・・・あ?コイツ、青くなってねぇか?」

い、意識が・・・・。

「あ、闇鬼!早く退いてあげて!夕輝死んじゃう!」

「だってコイツ、起きねぇんだもん」

「起きてるって!はやくうぅぅ・・・・」

ここで、俺の意識は途切れた。





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