鬼の子と男子生徒
いや・・・・たぶん俺、一回死んだよ・・・・。
あたりの血、尋常じゃねぇし・・・・。
「・・・・ゲ、ゲンキダヨー・・・・オレハダイジョウブダヨー!」
「「・・・・?」」
しまった。カタコトになっちまってる。
「・・・・ゆ、夕輝?」
「・・・・夕輝?」
不安そうな目でみている。
(いや、闇鬼は不思議そうな目。だな)
「・・・・さ、さあて!朝食でも作ろうかな!?」
俺は誤魔化すようにキッチンに向かった。