鬼の子と男子生徒

「多分?・・・・ちょっとクロを移して見ろ」

『え?・・・・分かったわ』

画面が切り替わる。

クロが映し出される。

「クロ、元気か?」

『・・・・はい。お久しぶりです。黒真博士』

・・・・。

『なんだ。いるじゃない』

「・・・・あぁ。引き続き、監視を頼む」

『勿論よ。それでは・・・・』

ブツッ。

通信が途絶えた。

クロが居れば問題ない。

あれが、本物のクロならな。




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