鬼の子と男子生徒
「美兎、治療室は?どこ?」
「★★★★★★★★★!★★★★★★★★★★★★」
・・・・『オト』だから文字も記号みたいになってるなぁ・・・・。
「え?今度はなに言ってるの?」
「・・・・『玄関入って右!突き当たりが一番近いよ』・・・・だって」
朱鬼の頭を撫でる。
「夕輝すごーい!なんで分かるの?僕には解読不可能だよー!」
朱鬼がキラキラ目を輝かせていった。
「・・・・なんとなくだよー。さーて、行こーか!美兎の薬作んなきゃー」
「薬作るって・・・・夕輝がか?」
闇鬼が疑いの眼差しを向けてくる。
うぅ・・・・酷い・・・・。
「薬は夕輝しか作れないんだよ」