鬼の子と男子生徒

その後 廊下にて

俺と朱鬼がバタバタと廊下を走ってると、

「・・・・なになにぃ?どぉしたのぉ?」

美兎が目をこすりながら部屋から出てきた。

「あ、美兎!海巳は?」

「海巳?一緒にいるけど・・・・って、何その子?どっかで拾ってきたの?」

美兎はおぶっている二人指さして言う。

・・・・訳ありそうだったから、顔を隠したまんまだった。

「家の前に倒れてたんだ。急いで海巳をつれて一緒に来て!」

「わ、わかった!」

俺と朱鬼は治療室に急いだ。






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