嫌いですが、なにか?


ボーっとしていた私。

「おいっ。」

「わっ!」



「お前、引かれるだろ。」

私、無意識のうちに左側行っちゃって。
車に引かれそうになった所を、篠崎くんが助けてくれた。でも、私の肩に篠崎くんの手が乗ってて…。

ドキッ

ん?あれ?




「あ、ありがとう。
あ、あの?離してくれない?」



「あ。わりぃ。」



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