空を舞う桜



そう思って、葵達がいる方をみてみるとなんと人の塊。



…最悪だ…



「無視はやめてよー?遊ぼうぜ?」



「一人じゃないんで…」



「どうみても一人じゃんか!いいから来いよ」



いきなり腕を掴まれ引っ張られてた。



「…ちょっ」



やばいどうしよう…怖い。



「おい、なにやってんだよ」



そんな時、誰かの声がきこえた。



顔を上げて確認すると、雷樹くんがいた。



「なにって…ナンパだけど」



「あっそ。その女俺らのなんだわ。消えてくんね?」



「横取りかよ?誰がこんな可愛い子逃がすかよ!」



< 147 / 246 >

この作品をシェア

pagetop