詩集‐ココロ‐

☆秋☆


なんでこんなに

朝焼けは切ないの


そのうちきっと

冬の夜風もが切なくなる



秋が冬に溶けてゆくまでに

わたしの気持ちは

前へ向けるだろうか


あの気持ち

迷い

さよならが

秋の風に蘇って

胸が鮮やかに締め付けられる


落葉樹が葉をなくすころ

次の幸せがやってくるような

そんな淡い期待も

この空気のなかにあるかな


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