時空空間警察〜超短編集
俺は周りを警戒するボスにするりと近寄り、油断する時を待った。

銃術士もボスを撃とうとしたが、加藤先輩がいるので打てないでいる。ほかの警官も同じだ。

もう、自分しかいない。俺は犯人の様子をじっと伺った。それに気づいた加藤先輩が、俺がボスを捕まえやすくするようにボスの背を後ろに向けた。ナイフで加藤先輩はボスの手を切った。「動くな!殺すぞ!」

今だ!俺は足音立てず後ろから犯人を羽交い絞めにした。俺はボスより筋肉隆々で背も高い。断然有利だ。暴れるボスを押さえつけた。加藤先輩は解放され、そして警官皆がボスを追い詰め逮捕した。
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