誰も知らない秘密の話
「あなたはだぁれ?」
人形はケタケタ笑う。
「・・・・!?ぅぁぇ!?ぁぁぁぉぉぁぁぇ!?」
呂律が回らない。
「あたし?あたしはミリア。覚えてなぁい?」
ミリア?どこかで・・・・。
「あなたは私を殺したの。だから私は動けたのよ。感謝してるわ。でも、」
キチキチとカッターの刃を出す。
「あたしはあなたを殺さなくちゃ。ねぇ、知ってる?あたし、あなたのこと、よく知ってる。だって・・・・」
カッターを振り上げる。
「あなたは何回もやり直せるじゃない。だからね?あたし、あなたのことは詳しいの。本当の結末を見つけないと、あなたはずっと、あたしに殺されるんだからね」
ザクゥッ!
「阿破破!阿破破破破破破破破破破破破破破破破破破破!」
ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク!!!!!!!!!!!!!
「キャハハハハ!おやすみ!最悪で滑稽な夢を!」
こうして私は生きていた(死んでいた)。