鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
ちょっと前に綺麗に断捨離していてよかった。とはいえ、クローゼットの中を凝視されるのはとんでもなく恥ずかしい気持ちでいっぱいになる。そんなことから始まったのがあの会話。
「よし、可愛い。これに決めた。俺、リビングで待ってるから着替えてきて」
そう言って、服を渡して課長は部屋から出ていった。課長が選んでくれた服はキャミワンピース。ビタミンカラーで色鮮やかな花柄が咲いている。珍しい感じがしてついネットで一目惚れして即買いしてしまったもの。
このワンピースは丈がそんなに長いわけでもなくいろいろとアレンジが効く。でも、今日は課長の誕生日。せっかく選んでくれたんだから可愛く仕上げたい。
ワンピースの下には白いレースのTシャツを着て、上にはサーモンピンクの薄いカーディガンを羽織った。うん、これなら可愛いデートコーデになる。
「すごく可愛い。やっぱり俺の見立ては間違ってないな。佐伯のことちゃんとわかってるだろ?」
着替えて出て行くと、課長は大満足だったらしく、そんなときめくセリフをサラッと言われてしまった。いよいよデートの開始。まずはケーキバイキング。とはいえ、他はノープランだけれど。
「えっ?佐伯、車運転できるのか?大丈夫か?」
私が愛車の鍵を開けると、今度はそんな失礼な言葉。仕事はできないけれど、運転には自信がある。
「できますよ!運転大好きなんです。高校卒業してすぐに免許取りに行ってドライブも大好きなんです!」
「よし、可愛い。これに決めた。俺、リビングで待ってるから着替えてきて」
そう言って、服を渡して課長は部屋から出ていった。課長が選んでくれた服はキャミワンピース。ビタミンカラーで色鮮やかな花柄が咲いている。珍しい感じがしてついネットで一目惚れして即買いしてしまったもの。
このワンピースは丈がそんなに長いわけでもなくいろいろとアレンジが効く。でも、今日は課長の誕生日。せっかく選んでくれたんだから可愛く仕上げたい。
ワンピースの下には白いレースのTシャツを着て、上にはサーモンピンクの薄いカーディガンを羽織った。うん、これなら可愛いデートコーデになる。
「すごく可愛い。やっぱり俺の見立ては間違ってないな。佐伯のことちゃんとわかってるだろ?」
着替えて出て行くと、課長は大満足だったらしく、そんなときめくセリフをサラッと言われてしまった。いよいよデートの開始。まずはケーキバイキング。とはいえ、他はノープランだけれど。
「えっ?佐伯、車運転できるのか?大丈夫か?」
私が愛車の鍵を開けると、今度はそんな失礼な言葉。仕事はできないけれど、運転には自信がある。
「できますよ!運転大好きなんです。高校卒業してすぐに免許取りに行ってドライブも大好きなんです!」