鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
3歳くらいの男の子と両親。仲良さそうに男の子を真ん中にして手を繋いでいる。
そっか。別に誕生日だからと言って特別なことなんてしなくてもいい。あたしに出来る、あたしの思い浮かべる誕生日を課長にプレゼントすればいいんだ。
目的地が決まったので急いでカーナビに入れる。あたしが動いたことで課長も視線をあたしに向けた。
「決まった?」
「はい。今からは美晴流誕生日の始まりです」
ピースサインを作り笑みを浮かべて車のエンジンを掛ける。あたしが思い浮かべる誕生日は特別なものじゃないかもしれないけれど課長が喜んでくれるならいいな。
曲の続きが流れ始め、思わず口ずさみながらあたしは目的地へと車を走らせた。
「俺、初めて来たわ。ここ」
課長を連れてきた場所は外資系の大型スーパー。
またキョロキョロと辺りを見渡す課長を横目にあたしはメールを打つ。
そっか。別に誕生日だからと言って特別なことなんてしなくてもいい。あたしに出来る、あたしの思い浮かべる誕生日を課長にプレゼントすればいいんだ。
目的地が決まったので急いでカーナビに入れる。あたしが動いたことで課長も視線をあたしに向けた。
「決まった?」
「はい。今からは美晴流誕生日の始まりです」
ピースサインを作り笑みを浮かべて車のエンジンを掛ける。あたしが思い浮かべる誕生日は特別なものじゃないかもしれないけれど課長が喜んでくれるならいいな。
曲の続きが流れ始め、思わず口ずさみながらあたしは目的地へと車を走らせた。
「俺、初めて来たわ。ここ」
課長を連れてきた場所は外資系の大型スーパー。
またキョロキョロと辺りを見渡す課長を横目にあたしはメールを打つ。