鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
お昼休み、一人自分の席でコンビニ弁当を食べた。もう、お父さんと冴子さんは検査結果を聞いたのかな。不安ばかりが募るけれど、仕事に支障をきたすわけにはいかない。
それに、もうすぐ研修期間も終わる。せっかく多部署で学ぶチャンスをもらったのにそれを無駄にはしたくない。課長ほどオンとオフの切り替えは出来ないけれど、仕事に私情は挟み込まないようにだけは頑張った。
そういえば、エレベーターの件で、営業マンの新人君はやはり会議に掛けられることになったらしい。私はともかく唯野さんを突き飛ばしたわけだし、お咎めなしとはいかない。
そして、琴美にも謝った。今日のことも必ず報告するからと言ったら、「いい話しか聞かないから」と笑って言ってくれた。琴美は私にとって本当に最高の親友だと思う。
今日ちゃんと正式にお父さんと冴子さんを説得することが出来たら、一番に琴美に報告する。
「・・・とりあえず久しぶりにみんな揃ったんだし、先にご飯でも食べましょうか?」
悠貴さんの家で話し合いをすることになり、全員集まることが出来たのは八時を過ぎたところ。私が一時間残業だったこともあって晩ご飯は冴子さんが作ってくれていた。
悠貴さんは私を待つ間に豊田さんのところでボクシング。そして私たちは一緒に帰って来た。帰り道、お互い口を開かなかったけれど気持ちは決まっているから怖いものはなかった。
それに、もうすぐ研修期間も終わる。せっかく多部署で学ぶチャンスをもらったのにそれを無駄にはしたくない。課長ほどオンとオフの切り替えは出来ないけれど、仕事に私情は挟み込まないようにだけは頑張った。
そういえば、エレベーターの件で、営業マンの新人君はやはり会議に掛けられることになったらしい。私はともかく唯野さんを突き飛ばしたわけだし、お咎めなしとはいかない。
そして、琴美にも謝った。今日のことも必ず報告するからと言ったら、「いい話しか聞かないから」と笑って言ってくれた。琴美は私にとって本当に最高の親友だと思う。
今日ちゃんと正式にお父さんと冴子さんを説得することが出来たら、一番に琴美に報告する。
「・・・とりあえず久しぶりにみんな揃ったんだし、先にご飯でも食べましょうか?」
悠貴さんの家で話し合いをすることになり、全員集まることが出来たのは八時を過ぎたところ。私が一時間残業だったこともあって晩ご飯は冴子さんが作ってくれていた。
悠貴さんは私を待つ間に豊田さんのところでボクシング。そして私たちは一緒に帰って来た。帰り道、お互い口を開かなかったけれど気持ちは決まっているから怖いものはなかった。