鬼上司?と嘘恋から始めるスイートラブ
「あーっ佐伯まで笑ったな。違うんだって。あれは置いてた場所が悪かったんだって」
最近の失敗は何かと聞かれてリンスをシャンプーと間違えて洗っていたことに気づかず泡が立たないと何度も髪を洗ったという課長。
合計リンスを3回使ってようやく気がついたなんてちょっと天然で可愛い。
今日、知った時田課長は優しくて、思いやりに溢れていてちょっと天然で可愛い男の人だった。
翌日、昨日、飲みすぎて起きたのは朝の十時を過ぎていた。昨日は、本当に楽しくてあっという間にお開き。唯野さんと比嘉さんと駅で分かれ、その後は課長と二人きり。
「本当に今日は、楽しかったです。ありがとうございました。そして、ごちそうさまでした」
「いえいえ、まさかあそこで佐伯が財布出したのは驚いたけどな」
たくさん、食べて飲んだのに出さないわけにはいかないとお会計の時にお財布を出したらみんなに驚かれた。逆に目上の人にご飯に誘われたら奢ってもらうのがマナーとまで比嘉さんに言われてびっくりした。
「あまり、ご馳走してもらい慣れてなくて。でも、本当にごちそうさまでした」
「うん、また行こうな」