桜の木下の王子様
この気持ちを好きって言うの?

こんな気持ちじゃ勉強も何も出来ない・・

次の日いつもより早く学校に行って綺麗な桜の木下であの彼を待っていた
おちかずきになろうなんて思ってない、ただ誰にあの花束を渡すのか真相が
知りたいだけ・・
そんな事を思っているうちに千里は桜の木下で眠ってしまった気ずいたときには
もう人影はなかった。

「うぅ・・」眠い・・ボーとして適当に歩いていると人にぶつかってしまった
やっと眠気が取れた!!

「・・・・・・」

「おぃ、どけよ」

「あぁ!ごめんなさい!お花が・・・」そう、ぶつかったのはあの美少年・・

「どうしてくれんだよ、この花・・」

「弁償します!ごめんなさい!」

「お前みたいなやつが弁償できんのかよ」

はぁ?性格悪!!!本当にあの美少年かよ、しかし顔は美少年だった・・

「それは・・」こんな高そうなお花出来るわけがない。

「お前明日から毎朝俺のしもべになれ」

「えぇ!何であんたのしもべにならなきゃいけないのよ!?」

「はぁ?何でって花弁償できんのかよ」

「出来ません・・」

「じゃぁ明日からよろしくな、俺長谷川竜お前は?」

「あたしは杉本千里」

「千里かー毎朝ちゃんと来いよ千里☆」

「はぁーうっざ」

桜の木下の美少年は最低最悪の美少年だった・・・
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