オタク彼氏に困っています。







「結局梨本さんから手を引かないとか考えが見え見えなんだよね」





ボコッ





黒沢くんの言葉と共にケンカが始まったのだ。



黒沢くん対4人の男達。





これじゃあ、黒沢くんが不利だ。





でも今の私は自分の事を考えるだけで精一杯で。




「梨本さん!!」



「......っ、うっ上原くん」






私は心配そうに私に伸ばされた上原くんの手を取ることだけでいっぱいいっぱいだった。









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