オタク彼氏に困っています。







「あっ」






ふと窓の外を見るとそこには文庫小説を読みながら歩いている超絶美少年こと、上原くんの姿
が見えた。




全力で走ればまだ間に合う。





「バイバイ!!黒沢くん!!」






上原くんの所に行く為にさっさと黒沢くんと別れて、走り出す私。





私は運動が得意ではない。



だから、早く、早く行かないと間に合わない。















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