オタク彼氏に困っています。






前のめりになっている私を後ろから支える人物。



それは.........





「梨本さん、大丈夫?」





私を支えていたのはうさんくさい爽やかな笑みを浮かべた黒沢くんだった。





「黒沢くん......、ありがとう」





黒沢くんにお礼を言い、自分で立とうとする。





が。






「茜」





黒沢くんは私の下の名前を呼び、私を離そうとしなかった。




え!!?


な、なんで!!?


















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