オタク彼氏に困っています。
上原くんはクールだ。
冷静でいつだってポーカーフェイス。
口数だって少ない。
けど、好きなことを話すときはかなりお喋りになる。
そして、これは付き合って初めて知ったことなのだが.....
「この体勢上原くんキツくない?」
「んーん。全然」
私を自分の太ももの上に座らせ、私の腰に手を回している上原くん。
付き合って1ヶ月たつが、未だに慣れない私は頬がほんのり赤く、そんな私とは対象的に上原くんは至って冷静。
頬、真っ白。
そう、上原くんは自覚があるのか、ないのか、知らないが、超甘々なのだ。