オタク彼氏に困っています。






当たり前だよ。



こんな恥ずかしいことも、恥ずかしい台詞も、全部、上原くんの為にしかやらない。





他の男になんか絶対にしない。





例え今の状況みたいにたくさんの男に見られていたとしても。



上原くんの為だけに。







特訓の成果を発揮すべく、私はキラキラの笑顔を浮かべる。






そして練習通りにくるりと回って、スターティアラと言う名のピンク色で一番上には金色のティアラが乗ったステックを前に突き出した。














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