オタク彼氏に困っています。

「今から？」





「うん。いいかな？」





「大丈夫だよ」







爽やかな笑顔を浮かべる黒沢くんに私もにっこり。




まあ、仕方ない。


上原くんと一緒にいたいけど、先生からの仕事なら断ると言う選択は自然となくなる。






「上原くんごめ.....」






黒沢くんから上原くんへ視線を移動させて、私は上原くんに謝ろうとした。



したのだが.......