オタク彼氏に困っています。






「え...あっ、そっそーいえばそうだった!!うううっ上原くんには、わっ悪いけ、ど、こぉ、これは、私たち、にしか、できない、こっここことなんだよねぇ...へへっ」





だからいくら黒沢くんが嘘をつこうとも肯定しか出来ず。


私は棒読みで、カミカミだが、何とか黒沢くんの嘘を肯定した。




やっぱり嘘をつくのは苦手だし、何より上原くんには嘘をあんまりつきたくない。





「と、言うわけでごめんね、上原くん」





私のカミカミ&棒読みの台詞を聞いて、笑いを必死に堪えながらも、上原くんに申し訳なさそうに謝る黒沢くんに、怒りを越えて殺意が芽生える。




ムカつく。


ムカつくムカつくムカつくっ。




写真さえなければお前の言うことなんて聞かねぇーかんなっ。














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