オタク彼氏に困っています。







「.......」






黒沢くんの衝撃発言にしばらくフリーズ。


そして.....





「うっ奪うってまさか私の努力の結晶をかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?」





数秒後、私は驚きと怒りで黒沢くんに叫んでいた。





コイツは鬼だ。


笑顔の仮面をつけたとんでもない鬼だ。





叫ぶ私を見ても涼しい顔。


いや、よく見れば愉快そうに目を細めて私を見つめるヤツはきっと人間じゃない。






鬼なんだ。











< 93 / 198 >

この作品をシェア

pagetop