始めての恋は、あなたと。
危機!?
意識が朦朧とする中
女の話し声が聞こえてきた。
『…ん…んん?』
なにこれ!?
なんで縄で縛られてんの!?
てか…
『すみません…』
「あ…目覚めたみたいだね!!」
『はい…てかあなた達先輩ですよね?』
「よく築いてんじゃねぇか!!」
男っぽい人だな。
って私に言われたくないか。
『あの…お話しする前に…
私なんで目覚めたかというと…
寒くて目が覚めたんで毛布下さい』
「あっ、あ、あぁ〜は、はいはい」
すこし、びっくりしたように
先輩が毛布をくれた。