始めての恋は、あなたと。

冗談だけどー。

それにしても暇だよな。。


はーぁ…なんか無いかなー。

この暇は、いつどこにいても暇。

何やってても暇だわ。

いくら忙しくたってさっ…

そんなことを思っていると

私の愛する携帯が鳴った。


ブチ


『誰お前』

相手がわからず
最初っから喧嘩腰の私。

〔俺だけどさー、お前今どこにいる?〕


いやだからぁ。お前誰だよ。

『誰か分かりません。俺だけどさー、で
通じたら言葉いらねぇだろうが。』

〔すみません…遥です。。〕


『ふーん。で、なに?』

〔あ…どこにいますか?〕

なんで敬語?


『おくじょー』


〔屋上にいるの?〕


さっきから同じ事言わすなぁ。こいつ。

『だからそう言ってるでしょ?』

〔は、はい。んじゃあ俺行くわ。
色々聞かしたいこともあるし〕

どーせ、俺意外にも
モテますアピールしてくんだろ。


高校生にもなってそんな
ガキくさいことしてきたら…相当阿呆。

いや、馬鹿か?



そんなことを思っていると


屋上のドアがあいた。



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