始めての恋は、あなたと。
先生の長い長いお話が終わった。
居残りの奴とか
アホみたいに騒ぎまくってるやつ。
そんな奴が帰る時沢山いた。
「かほー!!どこ行くのー!」
は?みてわかんねぇのか、こいつ。
あほなんじゃね。
帰るんだよバーカ。
そんなことを心に思いながら
親友だと思われてる私は
薄っぺらい友情のミキに話した。
『ん?帰るんだよー?』
そう一言言葉にすると
あー!そっか!納得!
みたいな顔をした。
最初から知ってたくせに。
いってんなよ。
そう思った。