やばい、可愛すぎ。


「さ、皐月くんなんで?」

なんで、いきなり。


私がそう聞くと、皐月くんは小さなひそめた声で───言った。




「4つ目のプレゼント」





「え?」





「最後のプレゼント、ゆりにあげるために」






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