やばい、可愛すぎ。
向こうも、驚いたように目を見開いたまま固まっている。
きっと、私も同じような顔をているに違いない。
「……あ、なっ」
そして、なぜか───彼は私の隣でおー!と手をぶんぶんふる、翔太を見て、
また驚いたようにさらに、目を見開いている。
「サツキだー!」
「あら、しょうちゃん皐月くん知ってるの?知り合い?」
「この前あったんだー!アイスくれたー!」
……一体、この2人にどんな出来事が。
なんて、そんなことを思っている場合じゃない!
「───まあ、ともかく2人とも座って座って」