届かないラブレター
「ついたーっ!」
私たちが来たのは、1週間ほど前に出来たばかりのお洒落なカフェ。
今の私の気分は最高!
「はやく入ろうよ♪」
「はぁはぁ…あんだけ走ったのに…お前…つかれてないのか…?」
隼人はすごく疲れた様子だ。
でも、私は全然平気!
だって
食べ物のためだったら何でも出来ちゃうもん♪
「体力には自信ある方だし♪」
「す、すげぇな」
そんなことないと思うけど…
それより
「早くはいろーよー!」
私の空腹はもう、限界まできている。
さっきご飯食べたばっかなんだけどね♪