先輩と4兄弟☆ー主役は私です!!ー



心臓がとまりそうだった。
みんなが家にいないんじゃないかって。

私が遊びに行ったばっかりに
大事な存在たちをなくした、

そんな感情が心の中をうごめく。

「大丈夫だって、きっと家にいるよ」


嵯峨先輩はそういうけれど
私は気が気じゃない。

チーン…

エレベーターが開いた瞬間
私は走って家に向かった



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