甘い誘惑~Sweet Refrain~
ふーう、やっと休憩だ。
お昼過ぎの休憩時間は10分しかない。
何か飲み物でも買って、一息つこうっと。
そう思いながらあたしは非常階段で自販機がある2階へ向かった。
「昨日は…いちごオレを飲んだから今日はオレンジジュースにしようかな」
なんて呟きながら自販機についた時だった。
「お前さ、今度結婚するんだって?」
そんな会話が聞こえたのであたしは足を止めた。
先客か…。
まあ、いいけど。
そう思ったあたしだけど、足は会話を聞きたがっているらしく動かすことができない。
「今年の10月にな」
誰かが答えたら、
「相手はあの小林ちゃんだろ?
カーッ、うらやましいぜ!
かわいい子を射止めやがってよー」
うらやましがる声が聞こえた。
お昼過ぎの休憩時間は10分しかない。
何か飲み物でも買って、一息つこうっと。
そう思いながらあたしは非常階段で自販機がある2階へ向かった。
「昨日は…いちごオレを飲んだから今日はオレンジジュースにしようかな」
なんて呟きながら自販機についた時だった。
「お前さ、今度結婚するんだって?」
そんな会話が聞こえたのであたしは足を止めた。
先客か…。
まあ、いいけど。
そう思ったあたしだけど、足は会話を聞きたがっているらしく動かすことができない。
「今年の10月にな」
誰かが答えたら、
「相手はあの小林ちゃんだろ?
カーッ、うらやましいぜ!
かわいい子を射止めやがってよー」
うらやましがる声が聞こえた。