あなたを探して…
お昼を食べた後の授業は
難しい数学の公式ですら子守唄に聞こえてきて、あたしはいつの間にか眠りに落ちてしまった。
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おばあちゃんがいる…。
おばあちゃん、どこにいくの!?
おばあちゃんがどんどん遠くなっていく。
追いかけようとしてもその距離は縮まらない。
そしておばあちゃんは暗闇に消えて行った。
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ゴンッ
『イタッ!!!なにこれ、うわぁ、原ちゃんいたいじゃんか!』
『寝るな!授業中だぞ。まぁお前は頭はいいから授業態度さえなおせば、完璧なんだけどな。!』
『もー、嫌な夢みたあとに嫌な現実…』
『何言ってんだ!もう寝んなよ!』
原ちゃんに軽く返事をして、あたしは
携帯のカレンダーをみる。
今日は……なんか予定あったっけ。
まぁほとんど暇だから今日もないんだろうけど。
帰りにおばあちゃんの病院によるくらいかな
さっ、かーえろっと