彼氏が浮気をしました
蓮はそんな私を見て
小さくため息をつくと私の腕を引っ張った。

「れっ…「話す事がある。」

びっくりして蓮の名前を呼ぼうとした瞬間
蓮の言葉によって遮られた。

そして、話しにくいからという理由で
私の部屋で話すことになった。
私がベッドに。
そして蓮がベッドの斜め前にある
机の椅子に座って話しをすることになった。

「―で、蓮…話しって?」

私は抱いていたぬいぐるみを
ギュッと抱き締めて蓮を見る。

「あぁ…優真のことだけど…。」

優真の名前を聞いた途端
私の心臓は大きく跳ねた。

「う…、ん」

「あいつさ…、浮気…、」

「してるんでしょ?」

更にぬいぐるみを強く抱き締める。
蓮の顔を見ると目を丸くして
知ってたんだな。と小さな声で言った。

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