心底、不思議。~不機嫌カナタとゴキゲンみーちゃん~
「美遊ちゃんとは、どこまでいったの?」






「………どこまでって、光ヶ丘公園までだけど?」







何でそんなことを聞くのだろう、と不思議に思いながら答えると。






「ぷっ」





「あはは!」






お母さんと聡子が、同時に噴き出した。







「ばっかねえ、哉太ったら!!」






「ほーんと、ガリ勉のくせして天然入ってんだから!!」






「朝の散歩のことじゃないわよ!」






「…………え?」







じゃあ、何の話だ。




どこまで行ったかって………。







するとお母さんがにやりと笑って、みーちゃんの家の方を指差した。







「………美遊ちゃんと、付き合ってるんでしょ?


ね、どこまでいったの?



手はさすがに繋いだわよね?


キスはどうなの?」







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