心底、不思議。~不機嫌カナタとゴキゲンみーちゃん~
「……………」
「……………」
あたしとカナタは、対峙する竜と虎のごとく、静かに睨み合った。
カナタはまだ折れてくれそうにないので、あたしは最後の一押しをする。
「………この遊園地、新しいアトラクションできたんだって。
あたし、めっちゃ行ってみたいのに……カナタと行きたいのに………。
カナタが付き合ってくれないなら、真名子と行くから、いいけどさ………」
そう言って、ちらりとカナタの顔色を窺うと。
「………ふぅ。まったくみーちゃんたら。
遊園地遊園地って、小学生じゃないんだから………。
しょーがないなぁ……」
「じゃ、いいの!?」
「………仕方ないから、付き合ってあげるよ」
カナタは諦めたように頷いた。
「……………」
あたしとカナタは、対峙する竜と虎のごとく、静かに睨み合った。
カナタはまだ折れてくれそうにないので、あたしは最後の一押しをする。
「………この遊園地、新しいアトラクションできたんだって。
あたし、めっちゃ行ってみたいのに……カナタと行きたいのに………。
カナタが付き合ってくれないなら、真名子と行くから、いいけどさ………」
そう言って、ちらりとカナタの顔色を窺うと。
「………ふぅ。まったくみーちゃんたら。
遊園地遊園地って、小学生じゃないんだから………。
しょーがないなぁ……」
「じゃ、いいの!?」
「………仕方ないから、付き合ってあげるよ」
カナタは諦めたように頷いた。