吸血鬼たちに甘く囁かれて
ようやく黒崎君から逃れられると思ったのに黒崎君は私の方を見て……


「佐野さん、今日の放課後生徒会室に来てね」


爆弾発言を残して行ってしまった。


……もう、あの吸血鬼たちとは関わりたくないのに!!


はぁ、とため息をついて葵の方を見るとまだ興奮しているようだった。


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