吸血鬼たちに甘く囁かれて
ちょっと変なことを考えながら一階に降りる。


リビングにはお母さんがいた。


「お母さん、おはよぉ」


「祈織!」


私の姿を見た瞬間すごい勢いで近づいてくる。


迫り来るお母さんに少し恐怖を覚えた……


「な、なにっ?!」


目の前までやってきてなにを言うのかとおもえば。


「あのイケメン誰よぉ♪!!!」


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