吸血鬼たちに甘く囁かれて
嗅ぐ必要なくない!!
「え~、だって祈織ちゃんいい匂いするんだもん」
そんな匂いさせている祈織ちゃんが悪い、なんて言いながら嗅ぐのをやめない。
たまに匂いを嗅いでいる楓君の鼻があたって私の首をくすぐる。
は、恥ずかしい……
「……ねぇ、ここどうしたの?」
少し声のトーンが低くなった楓君が私の首を指で触る。
「え……」
自分でも不思議になって触ってみる。
「え~、だって祈織ちゃんいい匂いするんだもん」
そんな匂いさせている祈織ちゃんが悪い、なんて言いながら嗅ぐのをやめない。
たまに匂いを嗅いでいる楓君の鼻があたって私の首をくすぐる。
は、恥ずかしい……
「……ねぇ、ここどうしたの?」
少し声のトーンが低くなった楓君が私の首を指で触る。
「え……」
自分でも不思議になって触ってみる。