吸血鬼たちに甘く囁かれて
……は?


俺のもの?ふざけんな。


「私、楓君のものじゃないんですけど」


はっきりと言い返してやったつもりなのに……


「今は、ね」


「んなっ!な……」


なんじゃそりゃ────!!!!!


「ところで、さ……」


子供が面白い遊びを思いついたようにニヤリと笑った。


なんか悪寒が……


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