吸血鬼たちに甘く囁かれて
「ん?祈織ちゃん顔赤くない?また風邪がぶり返してきたか」


朔夜君が心配そうに私の顔を覗きこんできた。


「だ、大丈夫////」


「んーでもなぁ……。棗、祈織ちゃん家まで送ってくるわ」


「んぁ?……あぁ頼む」


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