吸血鬼たちに甘く囁かれて
こうなると何を言っても無駄ということがわかっているため私も靴を履いて外に出る。


外は意外に風が吹いていてそこまでの暑さは感じられなかった。






夏祭りがやっているところにはやっぱりたくさんの人がいて出店もたくさんあった。


そして私の周りを囲む生徒会のイケメンたち。


彼らはどこにいても注目の的になっている。


私は思った。


これなら迷子の心配はないな、と。


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