吸血鬼たちに甘く囁かれて
「え……?」


「どっちがいい?」


「……え、あ、…じゃ、じゃぁいちごの方で」


「……ん」


黒崎君は私にイチゴ味のかき氷をくれた。


両手を差し出されたときは少しびっくりした。


2つとも私が食べるのかと思ったから。


< 264 / 279 >

この作品をシェア

pagetop