吸血鬼たちに甘く囁かれて
そんな時間もあっという間に過ぎて空には花火が終わったあとの煙だけが残っている。


「んじゃぁ、花火も終わったし……帰るか」


朔夜君の声が静かな夜に響いた。


「あ、待って。ちょっとお手洗いだけ行ってもいい?」


「いいよ~」


あ、ちなみに楓君たちからもらった食べ物とかは美味しく全部いただきました。




お手洗いも済んで黒崎君たちがいるとこに戻ろうとした。


「ねぇ」


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