吸血鬼たちに甘く囁かれて
最初はなにがしたいのかよくわからなかったけど黒崎君の開けた口を見てみるとそこには牙らしきものがあった。


それに黒崎君の今の姿は教室の薄暗さを身にまとっていて……


昨日の吸血鬼だと思うほどその姿が一致している。


私が黙っていると黒崎君は私の耳元で囁いた……


「どぉ?わかった?」


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