吸血鬼たちに甘く囁かれて
そう言って黒崎君は生物準備室を出て行った。


ぺたん


ど、どうしよう……腰が抜けてしまった。


絶対黒崎君のせいだ。


あんなに甘く囁くなんて反則だよ……


てゆーか私、黒崎君と同じクラスじゃん。


……や、やばい…かな?


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