人魚姫の幸せ?
それから私たちは毎日あってお話をしたり
歌を歌ったりしました


今日もこれからカイリに会いに行く

私にはカイリといる時間が私の全てに感じていたんだ…
ずっとこのまま
カイリと一緒にいたい…
あぁ…あたしはカイリを愛しているんだ…
この気持ちに初めて気付いた
少し大人になれた気がしたよ…

ねえカイリ…

私たちこれからもずっと一緒だよね?










でも…
やっぱり人間との恋で幸せになれるはずなかったんだ…



「おばあちゃんいってきます!」

「まって!メルリー」

「なぁに?」

「あなたいつも何処に行ってるの?昨日…あなたが人間と一緒にいるところをみたっていう人がいたわ…本当なの?」

等々この日がきてしまった

「…ごめんねおばあちゃん……」

「メルリー…どうして人間と…」

「私はその人を愛してしまったのよ…離れたくないの…」

「メルリー…人間と人魚は一緒いては行けないのよ?これはアクアの、人魚の世界のきまりなの…」

「わかってる!わかってるわ!でも…一緒にいたいの……」

「メルリー……」

「ごめんね…おばあちゃん……」

そう言って私は急いでカイリ…に会いにいった…おばあちゃんの声が後からきこえたけど決してふりむかなかった




はやくいかないと…カイリに会えなくなるかもしれない

噂がひろまる前に…

どうか…この気持ちをカイリに……



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