僕らのルール
「泉の将来の夢って何?」
いつも急だけど、前置きのないかずくんの質問には何度となく驚かされる。
「夢かあ・・・笑わない?」
かずくんは笑わない気がするけど、念のため確認をする。
「当たり前じゃん!笑うわけねーし」
「うん。実は憧れてる建築家がいて、その人の事務所で働きたいの」
誰にも言ったことはないけれど、それが私の小さい頃からの夢だった。
だから、苦手な理系に進んで大学も建築学科に所属している。
少しでも憧れを現実にできるように、勉強だって力を入れているんだ。
いつも急だけど、前置きのないかずくんの質問には何度となく驚かされる。
「夢かあ・・・笑わない?」
かずくんは笑わない気がするけど、念のため確認をする。
「当たり前じゃん!笑うわけねーし」
「うん。実は憧れてる建築家がいて、その人の事務所で働きたいの」
誰にも言ったことはないけれど、それが私の小さい頃からの夢だった。
だから、苦手な理系に進んで大学も建築学科に所属している。
少しでも憧れを現実にできるように、勉強だって力を入れているんだ。