僕らのルール
4
冷静になってからメールを返そうと思った次の日から、大学の授業の課題が鬼のように増え始めた。
「泉、もしかして来週提出の設計製図の課題終わってる?」
休憩時間なのに課題を進めている私に真美は聞く。
「あのね、びっくりするくらい終わってない。半分しか進んでない。今週なんでこんなに教授たち張り切ってるの??終わらなすぎて、休憩とかしてる場合じゃないし」
授業の合間にある10分休みも返上して課題に取り組んでいるのに、要領が悪いのか一向に進まない。
「なんか、最近の学生はたるんでるからって学部長が指示したみたい。ほんといい迷惑」
「たるんでるって・・・ひどい言われよう。だから教授たちも必死なのか」
「しかも私たちの課題って、誰かが解いて写し合いできるものじゃないからやっかいだよね」
「確かに。今日も課題増えそうな教科ばっかりだし・・・」
こんなんじゃ、落ち着いてかずくんにメールできないや。
でもきっと後でちゃんと説明すればわかってくれるはず。
「泉、もしかして来週提出の設計製図の課題終わってる?」
休憩時間なのに課題を進めている私に真美は聞く。
「あのね、びっくりするくらい終わってない。半分しか進んでない。今週なんでこんなに教授たち張り切ってるの??終わらなすぎて、休憩とかしてる場合じゃないし」
授業の合間にある10分休みも返上して課題に取り組んでいるのに、要領が悪いのか一向に進まない。
「なんか、最近の学生はたるんでるからって学部長が指示したみたい。ほんといい迷惑」
「たるんでるって・・・ひどい言われよう。だから教授たちも必死なのか」
「しかも私たちの課題って、誰かが解いて写し合いできるものじゃないからやっかいだよね」
「確かに。今日も課題増えそうな教科ばっかりだし・・・」
こんなんじゃ、落ち着いてかずくんにメールできないや。
でもきっと後でちゃんと説明すればわかってくれるはず。