僕らのルール
「教えらえる自信なんてないけど、それでも良ければ勉強しますか?」

自信ないならやっぱりいいやとか言ってくれないかな、なんて淡い期待を抱きつつメールを送信する。


「やったー!じゃあ今日のカフェに待ち合わせね。やばい、楽しみ」


本心で言ってくれてるんだとしたら、素直な子だ。でも嘘偽りないかどうかを判断できるほど、彼のことを知らないから何とも言えない。


どこまで信じていいのか、どこまで近寄っていいのか無意識のうちに考えちゃう。

それはきっと、6歳もある歳の差のせいだと思いたい。
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